岩手県立胆沢病院

呼吸器外科

トップページ診療科・部門 > 呼吸器外科

診療スタッフ

職 名 氏 名 出身大学・所属学会等
呼吸器外科長 川村 昌輝 

出身大学:東北大学 卒業年:平成18年

日本外科学会(専門医・指導医)

呼吸器外科専門医合同委員会 呼吸器外科専門医

日本呼吸器外科学会(ロボット支援手術プロクター)   

日本胸部外科学会

日本呼吸器内視鏡学会(専門医・指導医)

日本肺癌学会

単孔式胸腔鏡手術研究会

肺がんCT検診認定機構(認定医)

呼吸器外科医長

小塩 弘樹

出身大学:東北大学 卒業年:平成24年

日本外科学会(専門医)

日本呼吸器外科学会

日本胸部外科学会

日本呼吸器内視鏡学会

日本肺癌学会

呼吸器外科医長

中野 雄介

出身大学:東北大学 卒業年:平成31年

日本外科学会(専門医)

日本呼吸器外科学会

日本胸部外科学会

日本呼吸器内視鏡学会

 参与

半田 政志 

出身大学:東北大学 卒業年:昭和53年

日本外科学会(専門医・指導医)

呼吸器外科専門医合同委員会 呼吸器外科専門医

日本呼吸器外科学会(終身指導医)

日本胸部外科学会(終身認定医・終身指導医)

日本呼吸器学会(専門医・指導医)

麻酔科標榜医

診療内容と専門分野

 呼吸器外科では、呼吸に関わる肺・気管・気管支の疾患に対する外科治療を中心に行っています。また、縦隔(心臓周囲)や胸壁(肋骨・筋肉)の疾患、胸部外傷にも対応しています。当科は呼吸器外科専門医合同委員会が認定する専門研修連携施設です。豊富な経験を有する学会専門医および指導医が在籍し、呼吸器外科疾患に対して、最新かつ適切な診断・治療を提供できる体制を整えています。

 

 従来、肺がんに対する手術療法では、肺の3分の1から2分の1程度を切除する 「肺葉切除術」 が標準術式とされてきました。しかし近年、一定の条件を満たす小型肺がんに対しては、切除範囲を縮小して呼吸機能を温存する術式( 肺区域切除術 ・ 肺部分切除術 )でも肺葉切除術と同等の治療成績が得られることが日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)の臨床試験により示されました。こうした最新の知見にもとづき、当科では呼吸機能の温存を重視した縮小手術を積極的に行っています。

 

 

 肺がんは、切除可能な早期の段階で発見できれば治癒が期待できる疾患です。早期発見のため、住民検診や人間ドックなどの肺がん検診を定期的に受診することをお勧めします。

当科の特色:低侵襲手術(体への負担が少ない手術)

 従来、呼吸器外科手術は、肋骨の間を大きく切開したり、肋骨を切離したりする「開胸手術」によって行われてきました。しかし、この方法では術後の痛みが強く、回復までに期間を要することがあります。また、術後の痛みが長期間持続する「 開胸術後疼痛症候群 」が生じる場合もあり、患者さんの生活の質(QOL)を低下させる大きな要因となっていました。

 

 現在では「胸腔鏡手術」が標準的な方法となっています。胸腔鏡手術では体に小さな切開(ポート孔)を設け、細長い手術器具を挿入し、胸腔内をモニターで観察しながら手術を行います。傷の大きさは通常3 〜 4cm程度と小さいため、術後の痛みが軽減され、入院期間の短縮や早期の社会復帰が可能となりました。また、術後合併症のリスクも低減するため、従来は手術が困難と考えられていた高齢の患者さんや、肺機能が低下した患者さんにも手術を提供できるようになっています。

 

 さらに、胸腔鏡手術より低侵襲な最先端の方法である「単孔式胸腔鏡手術」も導入しています。一般的な胸腔鏡手術では3か所のポート孔を使用しますが、単孔式胸腔鏡手術では1か所のポート孔からすべての手術操作を行います。肺がん手術では、切除した病変や肺組織を体外へ摘出するために最終的に3 ~ 4cm程度の切開が必要となります。そのため、単孔式胸腔鏡手術は必要最小限の創部で行うことができる極めて低侵襲な手術方法といえます。

 

 当科では今後も、患者さんの体への負担をできる限り軽減しながら、高い治療効果が期待できる手術を提供してまいります。

 

診療実績

診療科

▲上に戻る