職 名 | 氏 名 | 所属学会等 |
皮膚科長 | 大内 謙太郎 |
東北大学医学部非常勤講師(皮膚科学) 日本皮膚科学会(専門医) 日本皮膚悪性腫瘍学会 日本研究皮膚科学会 医学博士 難病指定医 臨床研修指導医 |
皮膚科
診療スタッフ
診療内容・専門分野
皮膚科疾患全般の診療をおこなっています。
総合病院としての特徴を生かして他診療科と適宜連携をとり、外来および入院診療をおこなっています。
皮膚科では、疾患部位(皮疹)からの皮膚生検をおこなうことがあります。腫瘍性病変では、皮膚生検のみで診断できることもありますが、炎症性疾患(皮膚炎など)では、皮膚生検の病理組織、血液検査、経過、症状などを加味し総合的に診断をおこないます。このように皮膚生検は診断にとって重要な要素ですが、一回の皮膚生検のみで診断がつかないこともあります。そのため繰り返しておこなうことも時にあります。
手術は腫瘍切除、皮弁作成、また植皮などをおこなっています(広範囲の手術、また複雑な手技などを要する場合には、大学病院にご紹介いたします。また大きな皮膚欠損に対しての筋皮弁術などが必要な場合は他院形成外科に依頼いたします。)
乾癬、アトピー性皮膚炎などに対する分子標的薬、また生物学的製剤による治療をおこなっています。(2024年4月当院は乾癬生物学的製剤使用承認施設になりました。)
尋常性乾癬、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎、菌状息肉症、また掌蹠膿疱症などに対して適応のあるNB-UVB、エキシマライト(セラビーム)による治療ができます。
レーザー治療はおこなっていません。
当院のような総合病院皮膚科の患者さんには、薬剤性の皮疹が疑われる方が少なくありません。その場合、処方元医師に休薬を依頼することがあります。
当院での診断、治療が難しい場合には、岩手医科大学や東北大学にご紹介することがあります。
当科の目指す診療内容
病状、治療などについて、出来るだけ平易な言葉遣いでご説明します。わからないことがあれば、都度ご質問ください。その時々の話合いを踏まえ、できる限り患者さんにふさわしい検査、治療等をご提案します。患者さんの自己決定権を尊重し、診療を進めていきたいと考えています。
ご紹介があれば予約にかかわらず当日に診察するよう努めますが、症状の軽重、あるいは当日の外来診察、入院患者対応、当科手術の状況などによっては翌日以降の診察となることもあります。
治療内容が一定となった、あるいは、症状が落ち着いた患者さんには当院他科の受診にかかわらず近医への逆紹介を積極的にお勧めしています。新しい患者さんの受け入れを容易にするためにも是非ともご協力よろしくお願いします。
当地域の要請に精一杯お応えしたいと考えています。