岩手県立胆沢病院

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メッセージ

プログラム責任者から

副院長兼医師事務支援室長兼第1循環器内科長兼救急医療科長/プログラム責任者 八木 卓也

当院の臨床研修プログラムは、東北大学の関連病院として1960年代半ばから内科・外科を中心とし、多くの研修医を受け入れてきた実績・伝統に裏付けられています。基本コンセプトは、質・量ともに実践的な研修を行うことです。初期研修の2年間を医師になるための準備期間とは位置付けずに、見学に終わらないOn The Job研修に力を入れております。具体的には、当直での北米型ERに近い形でのプライマリ・ケアの修得にFirst Callとして関与することをはじめとして、入院患者にも担当医としてある程度の責任を背負いながら参加しております。カンファレンスや勉強会も頻回に開催されております。また学会発表も積極的に進めており、BLS、ACLS、緩和ケアなど各種講習会は全員が2年以内に参加しています。何事も経験し、考え、自ら学習することの必要性を感じることを重視しており、積極性のある人は次第にスタッフと同等の仕事が任されるようになっていきますので、通常の研修以上の力が付きます。そのような方には当院研修をぜひお勧めします。見学に来ていただき、合うかどうかを肌で感じてみるのが良いと思います。

 

先輩研修医から

令和4年度採用研修医 K.Y

 私が当院を研修病院に選んだ理由は、より多くの手技を経験できるからです。冠動脈カテーテルや上部消化管内視鏡、気管支鏡、さらには外科系の手術まで、さまざまな手技を上級医の指導のもと、まずは研修医が手を動かしてやってみることが多いです。学びはもちろん大切ですが、手技に関しても若いうちにより多くの経験をしておくことが大切だと思います。研修医は各科に1人、多くても2人であり、数多くの症例を経験することができます。また、当院は研修を終えあと、そのまま当院で専攻医として残るケースがよくあります。研修医にとって最も教えを乞いやすい先輩が多いという事は、医師としての姿勢を身に付けていく上で働きやすい環境だと思います。さらに、上級医にも当院で研修した先生が数多く在籍し、下は一つ上の教えを乞い、その上はさらに一つ上の教えを乞う、という屋根柄和式の理念が脈々と受け継がれています。                                                                  また、当院の特徴として、看護師や薬剤師、その他のスタッフなど、コメディカルの方が非常に温かいということがあります。これは他病院の先生に言われてことであり、私自身も院外研修に行った際により実感しました。分からないことは相談しやすく、時には厳しく指導していただき、非常に良い環境だと思います。是非一度見学に来ていただき、研修医の働き方や病院の雰囲気を肌で感じていただければ幸いです。                                      

臨床研修医

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