◆内科専門科の範疇に入らない内科疾患の診療と救急外来の対応を行っております。その際に入院となった患者さんの入院管理も行っております。
◆1、4番目の症例は脳梗塞の急性期に対する治療の入院です。
◆2番目の症例はてんかん発作に対する点滴など保存的加療での入院です。
◆3番目の入院は急性腎盂腎炎または尿路感染症に対して抗菌薬投与する治療の入院です。
◆5番目の症例は脳梗塞に対して点滴など保存的加療での入院です。　

小児科疾患で頻度の高い呼吸器感染症や喘息、消化器感染症の診療を実施しており、内分泌外来、アレルギー外来、乳児健診、予防接種にも対応しております。専門外来（診療応援）として心臓外来、神経外来を設けて診療しております。

◆外科では腹部外科、内分泌外科、血管外科など外科一般を幅広く対象としています。特に消化器外科領域の症例が多く、がん患者への鏡視下手術など積極的に行っております。
◆1番目の鼠径ヘルニアは手術対象の入院です。
◆2番目の症例は大腸癌に対する腹腔鏡または開腹による手術の入院です。
◆3番目の腸閉塞の症例は点滴など保存的加療での入院です。
◆4番目の症例は、動脈瘤が破れないように補強する手術の入院です。
◆5番目は閉塞性動脈硬化症に対する手術対象の入院です。

◆整形外科では骨折、脱臼等の外傷をはじめ脊椎疾患、関節疾患、骨粗鬆症等の診療を行っています。
◆1番目の股関節大腿近位骨折は、高齢者が多く、リハビリを必要とする場合が多いですが、地域の他医療機関と協力し地域連携パスを運用しており、リハビリ目的の転院もスムーズなため在院日数が短くなっています。
◆2番目は骨折、脱臼の症例で骨折手術での入院が多くなっており、前腕の骨折は高齢者によるものも多いです。
◆3番目はアキレス腱断裂等への手術目的が多い入院です。
◆4番目は傷ついた膝関節を人工関節に置き換える手術を行う入院です。
◆5番目はてのひらの靱帯を切って神経の圧迫を解除する手術を行う入院です。

◆脳神経外科では脳血管障害、頭部外傷、脳腫瘍、水頭症などの診療を行っています。
◆1、4番目の非外傷性頭蓋内血腫は脳内出血の治療の入院となっています。回復期リハビリテーションを要するために転院となるケースが多く転院率が高くなっています。
◆2番目はくも膜下出血術後の脳血管造影検査目的での入院です。
◆3番目の頭蓋、頭蓋内損傷は頭部外傷の急性硬膜下血腫、外傷性くも膜下出血、脳挫傷による入院治療です。
◆5番目のてんかんは点滴治療や検査目的での入院です。

◆呼吸器外科は肺がん、肺腫瘍、気胸など血管および食道以外の胸部疾患の外科的治療を行っています。
◆肺の悪性腫瘍手術は二次医療圏以外からの患者も多くなっています。ほとんどの手術に胸腔鏡を使用しており身体的負担の軽減に努めています。
◆1番目は肺がんに対する手術実施の入院です。
◆2・5番目の症例は気胸に対しての治療や手術目的入院です。
◆3番目の症例は胸の中心の左右の肺の間にある空間にできた良性腫瘍に対しての手術入院です。
◆4番目は肺がんに対する抗がん剤治療の入院です。

◆白内障の手術を主に行っています。
◆現在応援医師で対応しており、重症化する可能性がある患者については他病院へ紹介しています。
◆１番目は白内障の手術を実施した入院です。
◆2番目は白内障の手術予定で入院したが、手術を実施できなかった入院です。

※2位は症例10件未満のため患者数は公表しない。

◆耳鼻いんこう科疾患全般の診療を行っています。
◆1番目は慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下手術を行った入院です。
◆2番目は上顎のう胞に対する内視鏡下手術を行った入院です。
◆3番目は鼻骨骨折に対する手術を行った入院です。
◆4番目は舌、副鼻腔、歯肉などの悪性腫瘍に対して点滴治療を行った入院です。
◆5番目は先天性耳瘻孔（耳の穴の近くに生まれつき存在する小さい穴）が感染を繰り返す場合に穴から繋がる管を取り除く手術を行った入院です。

※2～5位は症例10件未満のため患者数は公表しない。

◆皮膚科全般を対象に診療を行っています。
◆当院には形成外科がないため、手術は腫瘍切除、皮弁作成術、植皮術など可能な限り当科で行っています。
◆1番目は皮膚、皮下にできた良性腫瘍について手術するための入院です。
◆2番目は皮膚、皮下にできた悪性か良性かわからない腫瘍に対して切除や摘出をするための入院です。
◆3番目は症状の重い蜂窩織炎等の治療のための入院です。
◆4番目は帯状疱疹に対して点滴治療を行った入院です。
◆5番目は良性腫瘍に対して手術するための入院です。

※3～5位は症例10件未満のため患者数は公表しない。

◆泌尿器科では、地域完結型医療を目指して、可能な限り泌尿器科で扱う全ての疾患に対応しています。
◆1番目は、尿路結石症に対する内視鏡手術を行う入院です。体外衝撃波結石破砕術の設備を持つ当院では、県南を中心に尿路結石症の型が多数紹介されて来ますが、結石の部位や状態により、最適な治療方法を選択しています。
◆2番目は、尿路感染症（主に腎盂腎炎など）に対する治療です。
◆3番目は、早期前立腺癌に対する根治治療として行う全摘手術を行う入院です。当院では、手術支援ロボット「ダビンチ」を使ったロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術を行っています。
◆4番目は、子宮、膀胱、直腸など骨盤内に収まっているべき臓器の位置が下がり、膣から体外へ脱出してしまった場合に対して手術を行う入院です。患者さんの状態に応じて手術方法を検討します。
◆5番目は、前立腺がんに対して放射線治療を行うにあたり、前立腺周辺にある直腸や膀胱に放射線の影響を低減させる処置をする入院です。

◆呼吸器内科は岩手県南の呼吸器がんセンターとして、肺がんの診断・治療の充実に力を注いでいます。また、肺炎、気管支炎、慢性呼吸不全、肺結核など呼吸器疾患全般に対応しています。
◆１番目は、肺がんを診断するための気管支鏡検査目的入院です。確実な診断をつけるために直接肺の内部を観察したり、病変部位の組織を採取する検査です。
◆2番目の誤嚥性肺炎は重症度や基礎疾患の有無、症状などにより、在院日数の幅が広くなっています。
◆3番目は、間質性肺炎（肺の間質組織の線維化が起こる疾患の総称）の治療を実施した入院です。
◆4番目は、肺がんに対する化学療法を実施した入院です。
◆5番目は、肺がんに伴う症状に対して点滴治療などを行った入院です。

◆循環器内科は狭心症、心筋梗塞、心不全等の循環器疾患全般を診療しています。
◆1番目の入院は心不全による入院で、高齢の方が多く在院期間が長くなっています。
◆2番目は不整脈に対するベースメーカー植え込み手術やペースメーカー交換術を行うための入院です。
◆3番目は不整脈の原因となる心筋組織をカテーテルで焼灼し治療するための入院です。
◆4番目は心臓カテーテル検査を目的とした入院で、予定入院は2泊3日がほとんどです。
◆5番目は狭心症や心筋梗塞などに対して医療用の細い管を使用して、心臓の血管を広げる心臓カテーテル治療を行った入院です。

◆麻酔科は手術時の麻酔の他、ペインクリニックを担当しています。
◆1番目は顔面神経麻痺に対して神経ブロック療法を実施した入院です。
◆2番目は脊柱管狭窄症に対して神経ブロック療法を実施した入院です。
◆3番目は帯状疱疹の痛みに対して神経ブロック療法を実施した入院です。
◆4、5番目は椎間板ヘルニアに対して、神経ブロックを実施した入院です。

※2～5位は症例10件未満のため患者数は公表しない。

◆消化器内科は消化器領域全般の診断、治療を行っています。内視鏡治療を多く実施しています。
◆1番目は、内視鏡を使用した大腸ポリープ切除の入院です。
◆2番目は、胆道結石や胆管炎に対する内視鏡治療の入院です。
◆3番目は、内視鏡により早期の胃がんを切除した入院です。早期がん（浸潤が粘膜層までのもの）の多くは、この方法で治療可能です。
◆4番目は、内視鏡により大腸の腫瘍や早期がんを切除した入院です。早期がん（浸潤が粘膜層までのもの）の多くは、この方法で治療可能です。
◆5番目は、胆のう炎に対して内視鏡的にステントという網目状の小さな金属の筒を留置する手術や、胆管胆石に対する治療を行なった入院です。

◆1番目の手術は血液透析をするための血管を作成する手術です。
◆2番目の手術はがんや肝硬変などによって貯まった胸水または腹水を濾過器を用いて細菌や癌細胞等を除去した後、アルブミン等の有用な物質を濃縮して再び体内に戻す治療法です。
◆3番目の手術は口から食べることが不十分な場合や誤嚥性肺炎の危険がある患者さん等に、お腹から直接胃内をつなぐ経路を設ける手術です。
◆4番目の手術は胆管癌や胆管炎などにより狭窄した胆管に対して、内視鏡的にステントと呼ばれる筒を留置し、胆汁の通過を改善させる手術です。
◆5番目の手術は重症な肺炎等で、呼吸を確保する目的で行う場合や気管内に唾液や食物等が貯留する恐れがある場合に、気管とその上の皮膚を切開して気道を確保する手術です。
※2～5位は症例10件未満のため患者数は公表しない

◆1、3番目の手術は鼠径ヘルニア（脱腸）の手術です。1番目は腹腔鏡を使用した手術、3番目は開腹手術となります。
◆2番目の手術は結腸がんに対して腹腔鏡を使用した切除術です。
◆4番目の手術は足の付け根から太い血管にカテーテルを入れ、腹部にできた動脈血管の瘤が破れないように補強する手術です。
◆5番目の手術は足の付け根から血管を拡張し血液の通りを良くする手術です。

◆1、２番目の手術は骨折に対して観血的（皮膚の切開を伴う）に行う手術です。高齢者の転倒による骨折が多くなっています。
◆3番目の手術は骨折手術などで挿入した挿入物を外す手術です。
◆4番目の手術は大腿骨の骨折や何らかの原因で壊死を起こした場合に、大腿骨の一部を切除し、代わりに人工の骨頭で置き換える手術です。
◆5番目の手術は関節疾患により悪くなった関節を人工の関節に置き換える手術です。

◆1番目の手術は脳を覆っている硬膜と脳との隙間にたまった血（血腫）を頭に穴をあけて洗浄除去する手術です。
◆2番目の手術は未破裂脳動脈瘤に対して、大腿動脈からカテーテルを挿入してコイルで塞栓する手術です。
◆3番目の手術は口から食べることが不十分な場合や誤嚥性肺炎の危険がある患者さん等にお腹から直接胃内をつなぐ経路を設ける手術です。
◆4番目の手術は重症な肺炎等で呼吸を確保する目的で行う場合や気管内に唾液や食物等が貯留する恐れがある場合に気管とその上の皮膚を切開して気道を確保する手術です。
◆5番目の手術は、くも膜下出血などに対して脳室内にドレナージチューブという管を挿入し、体外に脳脊髄液や血液を排出させる手術です。

※3～5位は症例10件未満のため患者数は公表しない。

◆1番目は慢性副鼻腔炎(選択的副鼻腔手術)に対する手術になります。
◆2番目は慢性副鼻腔炎(副鼻腔単洞手術)に対する手術になります。
◆3番目は鼻骨骨折に対する手術です。
◆4番目は先天性耳瘻孔に繋がる管を取り除き、穴をなくす手術です。
◆5番目は鼻中隔弯曲症に対する手術です。

※2～5位は症例10件未満のため患者数は公表しない。

◆1番目は白内障に対する手術になります。1泊2日の手術です。

◆1～5番目については胸腔鏡を用いて安全性を損なわない範囲で手術創を小さくし、患者さんの体の負担軽減に努めています。
◆1、2、5番目の手術は、肺がんを切除する手術です。
◆3番目の手術は気胸（肺に穴が開く病気）に対して胸腔鏡を用いて切除する手術です。
◆4番目の手術は良性腫瘍に対して、胸腔鏡を用いて切除する手術です。

◆1番目は、尿路結石症（腎結石、尿管結石など）に対する内視鏡手術です。尿道から膀胱を経て尿管や腎盂内まで専用の内視鏡を挿入して結石を治療しますが、より安全に効率よく治療するために、レーザー破砕機を使用する術式です。
◆2番目は膀胱癌に対する手術で、尿道から膀胱に手術用内視鏡を入れ、腫瘍を切除するものです。浸潤度の低い表在性膀胱癌はこの手術で完治可能です。（ただし、再発率の高い病気であるため、術後の厳重な定期検査が必要です。）浸潤性の癌では、この手術単独で完治は期待できないですが、より詳しい診断をつけて治療方針を決定するために、この手術を行うことがあります。
◆3番目は早期前立腺癌に対する根治療法としての手術です。当院では、手術支援ロボット「ダビンチ」を用いて手術を行っており、従来の開腹手術に比較して傷口が小さい、出血や合併症が少ないなどのメリットがあることが知られています。
◆4番目は、尿管の通過が何らかの原因により障害された時に、腎臓へのダメージや痛みを軽減したり、感染の重症化を防いだりするために、尿管内にステントカテーテルという細いチューブを入れるものです。主に尿管結石などで、腎臓が腫れたり（水腎症）、急性結石性腎盂腎炎などの感染を合併したりした時に緊急対応として行います。
◆5番目は、前立腺がんに対して放射線治療を行うにあたり、前立腺周辺にある直腸や膀胱に放射線の影響を低減させる処置です。

◆1番目は不整脈の原因となる心筋組織をカテーテルの先端から高周波を流し焼灼する手術です。
◆2番目はペースメーカーという不整脈を治療するための装置を移植する手術です。
◆3、5番目は大腿部からカテーテルを血管内に挿入し、冠動脈の狭窄部にステントという網目状の小さな金属の筒を留置し、血流を回復させる手術です。
◆4番目はペースメーカーという不整脈を治療するための装置を交換する手術です。

◆１番目は内視鏡を使用した大腸ポリープの切除手術です。多くは2泊3日で実施します。
◆2番目は胆管癌や胆管炎などにより狭窄した胆管に対して内視鏡的にステントと呼ばれる筒を留置し、胆汁の通過を改善させる手術です。
◆3番目は大腸の早期がんに対して内視鏡的に粘膜を剥離する手術です。
◆4番目は胃の早期がんに対して内視鏡的に粘膜を剥離する手術です。
◆5番目は内視鏡を使用して、大腸など消化管からの出血を止血する手術です。